バトスピの世界観

神煌臨編の世界観

オシリス侵攻

「グラン・ロロ」に突然、新たな大陸が出現した。
それが侵略の始まりだった。出現した大陸から、別世界である「エジット」の妖蛇たちが大挙して押し寄せてきたのだ。

創界神グランウォーカー』による本格的な侵略は、これまでのものとは規模が違う。
時空を捻じ曲げ、自らの支配する世界と、「グラン・ロロ」とを無理やり接続し、攻撃を加えてきたのだ。

  もちろん、黙って支配を受け入れるわけにはいかない。
「グラン・ロロ」の住人たちはアレックスを中心に立ち上がり、創龍神グラン・ジークフリードと共に、再びロロを煌臨させる。狙いは虚無の軍勢を撃退した時の再現である。
しかし、強大なロロの力でも侵略者を駆逐するには至らなかった。
こちらにロロがいるように、今度は相手にも『創界神グランウォーカー』がいたのだ。
――冥府と妖蛇の神『創界神グランウォーカーオシリス』。
別世界と融合してしまった今の「グラン・ロロ」では、ロロの影響力は本来の半分にも満たない。オシリスの加護を受けた妖蛇たちにはロロの力は及ばないのだ。純粋にスピリットたちの力で押し返すしかない。
秩序軍も、海賊も、グラン・ジークフリードも、みな力では負けていない。しかし、先の大戦で受けた被害が大きすぎた。数が圧倒的に違うのだ。

創界神グランウォーカーオシリス
「海には油を、川にはヘドロを! 湿気に満ちた大気を吹き飛ばし、黒煙で覆え!
この世界を我らのものとするのだ!」

創界神グランウォーカー』の侵略は世界の法則さえも書き換え、丸ごと支配下へ取り込もうとするもの。
戦闘力の話だけではない。まさに規模が違うのだ。
世界は浸食されていき、「グラン・ロロ」は「エジット」の世界へと上書きされつつあった。 その時だった。 「グラン・ロロ」にもうひとつ、新たな大陸が出現したのだ。
創界神オシリス

もうひとつの世界「オリン」

新たな大陸から向かって来るのは機械の動物たち『機獣』だ。
「エジット」の妖蛇だけでも敗色濃厚なのに、また別の敵。さすがのアレックスの目にも絶望の色が浮かぶ。
だが、機獣たちのターゲットは、侵略者である妖蛇たちだった。
意外な援軍を得て、秩序軍が、海賊たちが、その他のすべてのスピリットたちが息を吹き返す。

機獣たちは、新たな『創界神グランウォーカー』に率いられていた。
――月と機獣の女神『創界神グランウォーカーアルテミス』。
『神世界』の4大勢力の一角、「オリン」に属する『創界神グランウォーカー』だ。

創界神グランウォーカーアルテミス
「オリン全創界神グランウォーカーの総意を受け、私も参戦させてもらいます!
この世界にあるはずの無いすべての異端を、月にかわって成敗するわ!!」

オシリスの宣戦布告を受け、ロロは密かに「オリン」の『創界神グランウォーカー』と交渉をおこなっていた。
「グラン・ロロ」の最も近くに存在していた世界の主であるアルテミスとは、かねてから交友があり、彼女を通じて「エジット」に敵対する「オリン」に働きかけていたのだ。
それが実を結んだのか、それとも別の思惑があるのだろうか。
ともあれ、アルテミスの参戦を受け、形勢は五分となった。

これから激闘が始まる、そう予想していた「グラン・ロロ」の住人たちの予想は良い方向に裏切られた。オシリスは、あっさり撤退を選んだのだ。
「エジット」の妖蛇たちは、押し寄せたのと同じ速さで自らの大陸へと撤退。
ただちに「グラン・ロロ」との接続を切断し、世界は元の姿を取り戻したのだ。

アルテミスはロロとの友情を確認し、同じように接続していた世界を切り離した。
こうして、「グラン・ロロ」に束の間の休息が戻ってきた。
しかし、ロロにもわかっている。これで終わったわけではない。
いつまでもアルテミスの友情にすがっているわけにもいかない。
彼らも力を蓄える必要がある。
そしてロロは、前代未聞の行動に移るのだった。
創界神アルテミス

オシリス撤退の理由

アルテミスが「グラン・ロロ」の救援に駆け付け、形勢が逆転しようかとしていたとき、別の場所で別の動きがあったことを、ロロたちは知らない。

アルテミスには双子の兄にあたる『創界神グランウォーカー』がいる。
――太陽と星竜の神『創界神グランウォーカーアポローン』。
彼は、アルテミスの動きに呼応し、自らの世界「デルポニア」をオシリスの本土である「ナイラック」に接続。
主のいない間に、「エジット」の領土へと侵攻をかけていたのだ。

創界神グランウォーカーアポローン
「エジットはオリンとの協定を破り、中立地帯への侵攻を行った。
これは重大な違反行為であり、オリンが許容することは無い!
我らはエジットを断罪する! これは侵略ではない、正義のための闘争であるッ!!」

「エジット」の侵略を脅威と考えた「オリン」は、「エジット」への宣戦布告を行ったのだ。
アポローンによる侵攻を遮る者は、現地に残された「エジット」の妖蛇たちだけである。
一方の陣営には『創界神グランウォーカー』がおり、一方の陣営にはいない。これがどういう結果をもたらすか、「グラン・ロロ」の住人ならば体験しているだろう。
スピリットの力では互角以上の虚神たちも、ロロの力で一掃された。それほど『創界神グランウォーカー』の持つ影響力は絶大なのだ。

本土急襲の報を受け、オシリスは慌てて踵を返した。もはや「グラン・ロロ」などにかまっている暇はない。
急いで反転したものの、時すでに遅く、「ナイラック」はかつての姿を失い、完全に「オリン」の世界と同化してしまっていた。
仕方なく、オシリスは「ナイラック」を放棄し、「エジット」の別の世界へと撤退した。
アポローンは「ナイラック」を取り込み、新たに生まれた「デルポ=ナイラック」の主となった。

オシリスの仕掛けた侵略戦争は、「オリン」の介入を許す結果となり、「エジット」の大敗北として終息することとなったのだった。
創界神アポローン

神世界勢力図

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