検索
メニュー閉じる
メニュー閉じる

バトスピの世界観

真・転醒編の世界観

真・転醒編 第1章 「時を超えた邂逅」

「紫の世界」から失われた『オラクル』の力。
その行方を探るヴィーナとアレックスの二人の前にあらわれたのは、『時空警察』を名乗るスピリットたちだった。
光殻刑事マンディ・ブラリス
「オレは時空警察のマンディ・ブラリス捜査官。君たちに尋ねたいことがある」
彼らはこの時代に紛れ込んだ『時空改竄者』を追ってやってきたのだという。
その犯罪者たちがオラクルの消失に絡んでいるかもしれないと感じたヴィーナたちは、力を貸すことにする。

犯罪者たちの目的がオラクルの力ならば、別の『オラクルスピリット』を狙っているかもしれない。その予想が的中し、「黄の世界」では天霊たちと未来からやってきた『宇宙海賊』たちによる戦闘が繰り広げられていた。

  アレックスとマンディ・ブラリスの加勢により宇宙海賊たちは退けたものの、彼らは時空警察が追う犯人ではなかった。
宇宙海賊キャプテン・シャークック
「チッ、邪魔が入ったか。いいか、オマエラッ、俺たちクロスボーンシャーク一家は必ずお宝を手に入れる! ……必ずだッ!!」
その事実を裏付けるように、続く「白の世界」ではすでにオラクルスピリットは奪われた後であった。
焦るヴィーナたちのもとに、オラクルスピリットを奪った時空改竄者が「赤の世界」に潜伏しているという情報が入る。
いそいで駆け付けた彼らを待っていたのは、機械のドラゴン軍団だった。
航宙龍アストラ・ドラゴン
「我らはドラゴンクルセイダース! 分かってくれとは言わない。我らには、いや、未来のためにオラクルの力が必要なのだ」
いきなり始まった戦闘により混乱状態に陥った現場に、奪われたはずの白のオラクルスピリット『ザ・スター』が現れる。
いきなり訪れた千載一遇のチャンス。
しかし、あろうことかザ・スターは機械のドラゴン軍団に加担したのだ。
脅迫なのか、操られているのか、それとも……?
ザ・スターの参戦により、戦場はさらなる混乱に陥ったのだった。 

一方、戦場の片隅では、別の事件が起きていた。
アレックスは、時空警察たちが追う犯罪者、時空改竄者と邂逅を果たしていたのだ。
敵であり、諸悪の根源。だがそれは、アレックスがよく知るスピリットであった。
戦いなどまるでなかったかのように、彼は静かに語り掛けてきたのだった。
時空改竄者???
「僕はポルック。――アレックス、君に会いに来た」
ポルック