検索
メニュー閉じる
メニュー閉じる

バトスピの世界観

契約編の世界観

契約編 第4章
「最終決戦」

『レクリス』を巡り6体のオラクルスピリットを揃えたダンたち一行は、世界の中心地である「ミッドバレー」ですべてのオラクルを呼びだした。まずは、世界の存在を具現化させている「ザ・ムーン」、次に世界の安定を司る「ザ・テンパランス」、小アルカナを楔として世界を繋ぎとめる役目を負う「ザ・デビル」と「ザ・ハングドマン」。それらオラクルの力を束ねる「ザ・ハイプリエステス」。最後に、始まりの魔法を使い『レクリス』を創り出した「ザ・マジシャン」。

『レクリス』を創ったオラクルスピリットが壊れかけた世界を繋ぎ直してくれれば、世界は救われる。ダンたちはそう思っていた。しかし、告げられたのは、世界崩壊の真の原因であった。『レクリス』を崩壊させていたのは7体目のオラクル「ザ・ジャッジメント」の審判であると。確かに、ザ・マジシャンは6体のオラクルの力が必要だと言ったが、その力をどう使うかは教えてくれてはいなかった。6体のオラクルの力は「ザ・ジャッジメント」に抗うためのものだったのだ。

空が赤く染まり、無数のザ・ジャッジメントの尖兵が現れる。大地に降り立った尖兵が「魂ノ石板」を破壊する。いままでどんなことがあっても壊れなかった「魂ノ石板」がいともたやすく破壊されていく。ザ・ムーンによると、尖兵は世界のあらゆる場所に現れているという。このままでは、ザ・ジャッジメントと対決する前に『レクリス』が壊れてしまう。ダン一人では、もうどうすることもできないのか……。しかし、6体の契約スピリットたちは諦めてはいなかった。それぞれが世界各地に飛んで尖兵たちを排除してくるというのだ。オラクルの力を借り、契約スピリットたちは世界中に散っていくのだった。

ほどなくして、契約スピリットたちすべてが出払ったダンの元へ、契約者カイが姿を現す。
混乱する状況に乗じカイは、審判龍を操り、最後の勝負を仕掛けてきたのだ。しかし、ダンの傍らにはいつもそれがいた。それこそがダンの最後の切り札だったのだ。ダンは最初にして7体目の契約スピリット「ブレイドラ」を召喚する。対するカイは不敵な笑みを見せると審判龍を召喚。世界が崩壊を続ける中、二人の最後の戦いの幕が上がる。

一方、世界に散ったダンの契約スピリットたちの元には、カイの契約スピリットが送り込まれていた。因縁の相手との決着、または新たな好敵手との邂逅が各地で起こる。拮抗する6対の契約スピリットたちの戦い。しかし、『レクリス』に残された時間は有限ではない。『レクリス』の空にザ・ジャッジメントが姿を現す。

激闘の末、ダンは「太陽刃龍ライジング・ブレイドラゴン」の契約煌臨でカイを下した。
契約者カイ
「策士策に溺れるとはこのとか……ダン、君の方が一枚上手だったようだ。完敗だよ」
放浪者ダン
「いや、コイツが――ブレイドラがいてくれたから勝てたんだ。それに、カイも契約スピリットを連れてきていれば勝負は分からなかった。いい勝負だったよ」
契約者カイ
「ぐうの音も出ないな……行くがいいダン。どんな結末になろうとも、私は受け入れるよ」
カイは自らの負けを認め、ダンに道を譲る。先を急ぐダンを見つめカイは一人つぶやく。
契約者カイ
「……まだ、終わりではないよ。ここは勝ちを譲るが、君はザ・ジャッジメントには勝てない。いや、レクリスの真実に耐えらるかな……?」
カイとの勝負を制し、ザ・ジャッジメントの元へ向かうダンの前にククルカンとテスカトリポカが現れる。新たな妖蛇を召喚し、ダンにバトルを仕掛けようとするククルカン。バトルになるのかと身構えるダン。しかし、テスカトリポカが二人の戦いに待ったをかけた。彼は、ザ・ジャッジメントが現れた今、ダンと対立する意味は無いと云う。テスカトリポカは、いぶかしむダンに『レクリス』創世の真実を打ち明ける。

それは、三層に分かたれた世界構造と、2層目の『異界』、3層目の『神世界』が『レクリス』の存在によって対消滅しつつあるという事実だった。そして、ダンによっても世界層は浸食されているとテスカトリポカは語った。交わってはならない2つの世界層、そして、ダンは『神世界』に召喚されてはいけなかった。明かされた事実にダンは打ちのめされる。

――世界の崩壊は止まらない。ついに始まるザ・ジャッジメントの審判。そこへ、どこからともなくククルカンがやってくる。
創界神グランウォーカーククルカン
「ど~したもんかなぁ、ボクは所詮ただの創界神グランウォーカー。対してアイツは世界層の審判者だ。ダン君を敵に回しても、こうならないようにがんばったんだけどなぁ~、ねぇ君たち。ちょっと力、合わせてみない? ダン君とは話、ついてるからさ!」
ザ・ジャッジメントと対峙するククルカンの元に、オラクルの力で『超契約煌臨』を果たしたダンの契約スピリットたちが集結する。ククルカンからの思わぬ提案に彼らは応える。
灼熱神龍ゴッド・グロウ
「俺はやるぜ! ザ・ジャッジメントと戦うためにここまで来たんだ!」
聖魔神皇パラディ・バット
「ククルカン殿、そうです! 敵同士であっても自分たちは分かり合えます!」
激嵐牙皇シュトゥルム・ランポ
「一緒に遊ぼうよー。みんな一緒ならもっと楽しくなるよ!」
超極機神グレート・スターク
「Excellent! ダンが手を回してくれたのですね!」
フェニックスゴッデス・フェニル
「わお、ククルん、あたしたちにベットする気!? 任せて、勝たせてあげる!!」
神海大帝ケーニッヒ・シャック
「はっはっー! ついに俺様たちの力を認めたか! いいだろう、征くぞ!」
ダン不在のまま、ザ・ジャッジメントと契約スピリットたちの対決が始まるが、圧倒的な力の前にククルカンと超契約煌臨したスピリットたちでも歯が立たない。いや、超契約煌臨したからこそ、戦いの形になっているのだ。しかし、このままではいずれ戦線が維持できなくなる。その時――。
放浪者ダン
「待たせたな、みんな! オレは、決めた……! レクリスも、すべての世界層も元に戻す!」
ダンの決意に呼応するかのように、ザ・ジャッジメントの中から数体の小さなザ・ジャッジメントが生まれ落ちる。
放浪者ダン
「フラグジャッジメントッ! 審判の欠片よ! オレに力を貸してくれ! 世界層の境界はオレが――」
激しい轟音と共に辺りが光に包まれていく。ククルカンも契約スピリットたちも、何もかも。光が収まると『レクリス』の空から、ザ・ジャッジメントや、世界を覆いつくしていた尖兵たちは消え去っていた。

何もなかったかのように、今も『レクリス』は存在している。だが、ダンや契約スピリットたちの姿はそこにはなかった。
契約者カイ
「……君はまた、同じことを繰り返すのか? だが、こんなことでは終わらないだろう、我がライバルなら、な」

契約編 終了

To Be Continued

太陽刃龍ライジング・ブレイドラゴン