2013年1月25日
Don’t Do That

バトルスピリッツファンのみなさん、こんにちは。前にもお話しましたが、私のペットである「龍皇ジークフリード」のジギーは、時々私たちのオフィスにやって来ます。しかし、部屋は高さが3.5メートルくらいしかないため、後ろ足を見ようとして体勢を変えると頭を天井にぶつけてしまいます。そのたびに苦情を言うので、私はいつも「やめなさい」と言います。しかし、ジギーは自分のやり方を通すので、何かを禁じられると、どうしたらいいか分からなくなるようです。これは、バトルスピリッツを遊ぶときにも起こり得ることです。

バトルスピリッツには例外があります。決められたルールはありますが、カードを作っていると、何らかの形でそのルールを破ってしまうことがあるのです。例えば、通常はターンごとに好きなスピリットを選んでアタックできますが、コスト2以下、コスト3以下など、特定のスピリットにアタックさせないカードもリリースされています。ブレイヴスピリットのアタックを止める効果もありますし、自分でスピリットを指定して、アタックさせないようにする効果もあります。ブロックの場合も同様です。特定のスピリットのブロックを止めるカードもリリースされていますし、「インビジブルクローク」のように、他のすべてのスピリットが特定のスピリット1体をブロックできないようにするカードもあります。コストの大きなスピリットや小さなスピリットがブロックできないようにする効果も作られました。そして、このような特定の効果を使うタイミングを決めるのは、勝てるデッキを作るための戦略のひとつです。コストの小さなスピリットがアタック/ブロックできない効果を中心にしたデッキを組むなら、自分のデッキにはコストの小さなスピリットをあまり入れないか、まったく入れないかもしれません。

しかし、このタイプのカードは問題を起こすこともあります。例えば、「ルナティックシール」の効果を使うと、プレイヤーは3ターンの間アタックができません。しかし、大会を何度か実施した結果、このカードの効果が使われると、相手の行動を過剰に制限してしまうことが分かりました。「ルナティックシール」デッキを使うと、効果が持続する間はアタックされません。プレイヤーはその間に準備をして、効果が切れたときに相手のカードをすべて破棄させるか、一撃で相手を倒すことができるのです。

問題を起こしたカードを他にも挙げるとすれば、「ウィッグバインド」でしょう。アタック時にマジックカードを使えなくする効果を持つカードは、今までに何枚もリリースされています。しかし、効果の記述のないスピリットでしかブロックできない効果と黄色のマジックカードしか使えない効果が組み合わさると、プレイヤーのできることが極端に少なくなってしまうのです。「ウィッグバインド」をコスト8にしたのは、上記の組み合わせを早い段階で使えないようにするためです。ただ、コアブーストが可能な環境では、「ウィッグバインド」を早い段階で使いやすくなり、このカードをドローしてコンボを発揮するタイミングが早ければ勝てる状況が生まれてしまうのです。

相手に何かをさせないようにするには、多くの場合、効果を止めるしかありません。【氷壁】など、いくつかの例外もありますが、バトルスピリッツでは基本的に、バーストやマジックなどを使えなくする効果は作らない方針です。最近になって、相手がバーストを使えなくなるカードが何枚かリリースされていますが、これには理由があります。現在のシリーズは【強化(チャージ)】と【連鎖(ラッシュ)】がテーマになっていて、バーストカードはリリースされていません。ですから、プレイヤーが以前のシリーズでリリースされたバーストカードに遭遇したときに、現在のシリーズのカードを使って対抗できるよう、効果を工夫しているのです。私たちはプレイヤーのために安定した環境を保つ努力をしています。そして、特定の効果を使えないようにすることが、全体のシステムを良くするのに役立つこともあるのです。

では、また次回お会いしましょう。

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