2012年11月30日
Don’t Waste Your Life Playing Games

バトルスピリッツファンのみなさん、こんにちは。私が子どもの頃は、チェスや囲碁、そして色々なボードゲームをしていました。その頃トレーディングカードゲーム(TCG)があったら、もちろんプレイしていたと思います。そしてゲームをしていると、いつも母親から読書や宿題など、もっと有益なことをするように注意されました。でも結果的には、これで良かったと思います。
 
もちろん、ゲームをする前に宿題や勉強は終わらせたほうがいいと思いますが、ゲームには良い効果もたくさんあるのです。私の母を始めとする多くの人からは誤解されがちですが…。まず、ゲームからは問題解決を学ぶことができます。これは、私たちが学校の中や外で何をするにも、とても重要なことです。相手の防御を突破するためのカードの組み合わせを考えることは、ディベートで相手の反論に打ち勝つために議論を組み立てるのと似ています。例えば、皆さんの主張に対して相手が何を言ってくるのかを考えることは、バトルスピリッツで相手が皆さんに対抗してどんなカードを出してくるのかを考えるのと、よく似ています。
 
ゲームから最も多く学ぶことは、数学の知識でしょう。カードの構成を分析してスピリットを最大BPで使えるようにすることは、代数方程式を解くのと似ています。ゲームでは、攻撃力をどうやって最大にするか計算し、攻撃している自分のスピリットよりも高いBPのカードを相手が持っているのかどうか、慎重に検討します。このように、ゲームのあらゆるところに、ある程度の数学が使われているのです。また、ポーカーのような人気のあるカードゲームは、数学を使ったシステムで成り立っています。相手が自分よりも良い手札を持っている可能性を計算できれば、手札をホールドするかどうか、より的確な判断ができるでしょう。ゲームプレイヤーには数学が得意な人が多いですが、数学が得意だからゲームに魅力を感じるのか、ゲームをすることで数学が得意になるのかは、分かりません。私は、両者の中間なのではないかと思っています。
 
ゲームから学ぶ最も重要な要素は、構築という概念でしょう。特にTCGでは、自分の持っているカードからデッキを構築する必要があり、うまく使ってゲームに勝つために、どのカードをデッキに入れるのがベストなのかを判断します。
 
ほかにもゲームから学べることがあるとすれば、競争でしょうか。普段の生活でも、様々なイベントや競技会など、他の参加者と競ってより良い結果を出そうとする場面は、よくあります。そして、ゲームからは、勝利と敗北の受け止め方を学ぶことができます。いつも勝てるわけではないため、敗北をどうやって受け入れるかは、重要な教訓となるでしょう。やめてしまうのか、次回はもっと努力するのか、どちらにするのかは自力で考えなくてはなりません。他のプレイヤーが勝ったときや負けたときに、どんな風に自分をコントロールしているのかに注目するのも、今後の参考になるでしょう。負けても礼儀正しいプレイヤーも素晴らしいと思いますが、勝っても勝ち誇らないプレイヤーの方が素晴らしいと思います。
 
誰もがこの教訓を学ぶわけではありませんが、私はゲームをしながら過去にプレイしたようなゲームをデザインできることに気づきました。ゲームは私に、クリエイティブになってプレイヤーの様々な戦い方を考える、ということを教えてくれました。昔はこの教訓があまり役に立ちませんでしたが、最終的にはゲームデザインでキャリアを積むことになりました。過去を振り返ると、ゲームをしていた時間は今の仕事をするためのトレーニングだったような気がします。ゲームに費やした時間のおかげで、良いデザイナーになれたわけですから、子どもの頃に戻れるなら、母が読書や他のことをするように注意したときに、将来の仕事のために勉強しているのだから時間の無駄ではないと言いたいです。
 
では、また次回お会いしましょう。

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